massan's blog

中年おやじが映画、サッカー、その他日常感じたことを書き綴る

フェンス

2月にwowowでも放送された今年のアカデミー賞授賞式で、作品賞にもノミネートされ、助演女優賞を受賞していた作品だったことをうっすら覚えており、先日wowowで初放送されたので録画して本日鑑賞。

アカデミー賞以降、作品賞を受賞したムーンライトと日本でも大ヒットしたラ・ラ・ランドの陰に隠れて話題にもなってなかったけど、実際日本では未公開だったみたいで、こういう作品を放送してくれるwowowに感謝です。

確かに、万人ウケはしないであろう地味な作品ですが、観終えた後、家族というものについて深く考えさせられる映画です。

とにかく夫役の デンゼル・ワシントンと妻役のヴィオラ・デイヴィスの演技は圧巻の一言です。

はっきり言ってデンゼル・ワシントン演じるトロイはとんでもない夫且つ父親であり、全く共感することの出来ない男です。

しかしながら、今まさに私自身が直面している家族の問題に通じる部分があり、映画の中のトロイとは逆で、私自身が実現出来なかった事を、子供に押し付けすぎたことで子供を苦しめてしまったのではないだろうかと、この映画を観終えて感じた。

ゆえに私自身にはこのトロイという男に、全てお前のせいだと責め立てることは出来ないし、誰しもがトロイのように周囲の人達を知らず知らずに傷つけてしまっている可能性があるのではないかと思わずにはいられなかった。

最後に、自分や子供たちを、口には出さずに支えてくれている妻への愛情と感謝の気持ちを決して忘れてはならないと再認識した作品でした。

 

リーガエスパニョーラ バルセロナVSマラガ

リーガでのカンプ・ノウは、前回はウイイレでトレーニングをしてるような感覚になる無観客試合だったラス・パルマス戦以来。

バルサは開始早々デウロフェウのゴールが決まる。リプレイみると直前ディニュのプレイ時、明らかにゴールライン割ってるんだけど、ゴールが認められる。

今日の主審はカンプ・ノウで笛を吹くのは初めてらしく、独特の雰囲気にのまれちゃったのかな?

今シーズン未だ未勝利で最下位のマラガにとっては悪夢のような展開。

その後マスチェラーノ→メッシ→イニエスタの見事な連携によるゴラッソもあり、2ー0でクリーンシート勝ち。マラガは意外なことに枠内シュート数はバルサより上回ってたらしいんだけど、今シーズン安定のテア・シュテーゲンの牙城を崩すことは出来ず。

新加入組のデウロフェウ、パウリーニョ、ネルソン・セメドも順調にフィットしてきてるし、新監督バルベルデもいろんな選手を様々なポジションで起用していてそれが今のところは無敗が示すように機能していて、むしろネイマールパリ・サンジェルマンに移籍したことで戦術の幅が拡がったんじゃないだろうかとすら感じる。

ただ気になるのは、今日も後半セルジ・ロベルトのラストパスからのゴール決定機を外してしまったルイス・スアレスの調子が今一つあがってこないこと。

何はともあれバルサのサッカーは見てて楽しい!!

P.S   ディニュの顔面シュートブロックは、まさしくキャプ翼DF石崎くんの必殺技を彷彿させるナイスファイトでした。

アウトロー

WOWOWで観たトムクルーズ主演映画【アウトロー】についての感想。

録画はしてたけど、正直あまり期待してなくてそのまま放置してたんだけど、たまたまネットで見かけたライムスター宇多丸さんの映画批評をなんとなく見てたら、なんとこの映画を絶賛してるじゃないですか。
重い腰をあげて鑑賞した結果、いやぁとんでもなく面白い映画でした!!
昔よくテレビでやってた日曜洋画劇場なんかで何回も再放送してたクリントイーストウッド主演【ダーティハリー】シリーズとかのアクション映画を思い出して、そう言えばこんな映画大好きだったよなってな感じで。
冒頭から出てくる黒人刑事も、どっかでみたことある感じだなぁと思ってたら、これって【夜の大捜査線】もろ意識してないか?って。
とにかく悪いやつらは絶対許さねえ的な、シンプルなストーリー展開は我々世代には、どストライクなのです。
それにヒロインは何と【ゴーンガール】のあの女優さんじゃないですか!個人的にはニコールキッドマンに似てない?と思っていて、トムクルーズ好みの女優さんなのかなと勝手に思ってしまった。
今の若い人たちには、地味に見える(私もそう思ってました)映画なのかもしれないけど、逆に新鮮に映るんじゃないかなって。
若い世代の方も、クリントイーストウッドが若くてギラギラしてた時の映画も是非観て欲しいなって思った。